こんにちは ゆうです!
在宅介護の経験で得た知識と失敗談含め
お伝えしていきます
私の自己紹介はこちらです👇

看護師として
小さな病院で働いていますが
・80歳以上で杖歩行
・独居でヨタヨタ歩き
・耳が遠くなった
・白内障の手術を今度する
自宅から入院してきた患者様
ほとんどが介護認定を受けていない
これって
地域差もあるかもしれませんが
独居の方も多く
受けないと決めこんでいる
人も多くいます
家族が
「親はまだ元気だけれど
いつか介護が必要になるかもしれない」
そう思っていても
何を準備しておけばよいのか
よくわからない方は多いと思います
また
親自身が受けたがらない
ということもあります
私の祖父母がまさしくこれでした
結局お互い介護認定拒否で
祖父:認知症発症→暴言悪化
祖母:認知症発症
息切れ・歩行困難
このような状態になって
入院や介護サービスに
頼ろうと思った時に
認定を受けました
今と思えば
最悪なタイミングでした
もっと早くに受けれる
時があったのに
そう思っても仕方ありませんでした
そして、何もかも
あとの祭りな介護が始まっていきました

このように
誰しも
いつまでも歩けて
身の回りが自分でできる
わけではありません
そのために介護認定は
元気なうちに受けることが
介護者を守るもの
にもなります
その中でも
早めに知っておくと役立つのが
「要介護認定のための事前メモ」です
要介護認定とは
介護サービスを
どのくらい必要としているかを
確認するための手続きのことです
将来、デイサービスや訪問介護などを
使いたいときの入口になる
大切な手続きですが
そこで普段の困りごとを
うまく伝えられないと
実際よりも「大丈夫そう」と
受け取られてしまうことがあります
特に介護初心者ほど
当日の緊張や遠慮から
言うべきことを言えずに
終わってしまいがちです
だからこそ大切なのが
前もって作っておく事前メモです
この記事では
高齢の親がまだ元気なうちから
少しずつ準備できるように
伝え漏れしない事前メモの作り方を
できるだけやさしい言葉でお伝えします
難しい知識がなくても大丈夫です
今日からすぐ始められる形でまとめましたので
最後まで御覧ください

なぜ「事前メモ」がそんなに大切なのか
要介護認定の場では
家での様子を短い時間で伝えることになります
でも親の前では言いにくいこともありますし
「こんなことまで話していいのかな」
と迷うこともあります
たとえば、
- 同じ話を何度もくり返す
- 薬の飲み忘れが増えた
- 火の消し忘れが心配
- お風呂を嫌がる
- 夜になると落ち着かなくなる
- 一人では外出が不安
こうしたことは
家族にとっては大きな心配でも
当日に頭の中だけで整理して話そうとすると
抜けやすいものです
しかも親本人は
「自分でできます」「困っていません」
と答えることもあり
自分では困りごとに
気づいていないこともあるからです
そこで
家で困っていることを具体的にメモにしておく
と、落ち着いて伝えやすくなります
これから必要になる支えを
きちんと受けるための大事な準備です

元気なうちに始めると、あとで楽になる
「介護が始まってから考えればいい」
と思うかもしれません
ですが実際は
体調の変化や入院、転倒などが急に起こると
家族はその対応だけで
手いっぱいになります
その中で申請の準備をし
必要なことを思い出してまとめるのは
かなり大変です
元気なうちから見ておきたいのは
病名よりも暮らしの中の小さな変化です
たとえば、
- 歩く速さが前より遅くなった
- 段差をこわがるようになった
- 財布や通帳の管理があやしくなった
- 料理の手順を間違えることが増えた
- 人づきあいを避けるようになった
- 季節に合わない服を着ることがある
こうした変化は
毎日見ている家族ほど
「年のせいかな」で
流してしまいがちです
でも、あとから振り返ると
介護の始まりのサインだった
ということもあります
気づいたことを短く書き残す習慣
があるだけで
いざというとき大きな助けになります

事前メモに書くべき内容は「できること」と「困ること」の両方
一人でできることと、
手伝いが必要なことを分けて書くことです
たとえば
「食事は一人でできる
でも料理は危ない」
「トイレには行ける
でも夜は間に合わないことがある」
といった形です
この書き方をすると
生活の様子がぐっと伝わりやすくなります
○体の動きについて
- 立ち上がりに時間がかかる
- ふらつきがある
- 階段は手すりが必要
- 外では杖がないと不安
- 長く歩くと疲れて座り込む
- 転んだことがある、または転びそうになる
どのくらいの距離なら大丈夫か
何があると難しいのか
まで書くと役立ちます
○物忘れや判断の変化
- 約束を忘れる
- 同じものを何度も買う
- 薬を飲んだか忘れる
- 冷蔵庫に古い食べ物がたまる
- 電話の内容を理解しにくい
- お金の管理が難しくなった
「認知症かどうか」など
病名を家族が決める必要はありません
生活の中で困っている事実
を書くことがいちばん大切です
○身の回りのこと
- 着替えに時間がかかる
- ボタンかけが難しい
- 入浴を嫌がる
- 髪や爪の手入れをしなくなった
- トイレの失敗がある
- 洗濯や掃除ができなくなってきた
こうしたことは家族にとって
言いにくい部分ですが
支援を考えるうえでとても大事です
恥ずかしいからと省いてしまうと
本当に必要な助けにつながりにくくなります
○一日の中で変わる様子
- 朝は比較的しっかりしている
- 夕方から不安が強くなる
- 夜中に起きて動き回る
- 天気が悪い日は特に元気がない
- 人前ではしっかりするが
家ではできないことが多い
見落としやすいのが
時間帯による差です
認定の場では、短時間の印象で
「思ったより元気そう」
と見えることがあります
だからこそ
普段の波を書いておくと
実際の生活に近い形で伝わります

メモは「心配」ではなく「場面」で書く
事前メモでいちばん役立つのは
具体的な場面が書かれていることです
「先週、鍋を火にかけたまま
別の部屋に行ってしまった」
「スーパーで10分歩くと足が止まり
帰りは支えが必要だった」
回数も入れられると
さらにわかりやすくなります
- 週に3回くらい
- この1か月で2回
- 毎晩のように
- 雨の日に多い
事実を短く、具体的に
これが事前メモのコツです
親に気づかれずに準備したいときはどうする?
「まだ元気なのに
介護のためのメモなんて嫌がられそう」
そう感じる方も多いでしょう
無理に“介護の記録”として
始めなくても大丈夫です
おすすめは
家族の見守りメモくらいの
軽い形にすることです
- 通院日や薬の変更を書いたついでに
様子も一言残す - スマホのメモに気づいたことだけ入れる
- きょう困ったことを家族で共有する
- カレンダーに「転びそう」「眠れていない」
など短く書く
立派なノートでなくてかまいません
続けやすい形が一番です
家族が複数いるなら
言った言わないを防ぐためにも
一か所にまとめるのがおすすめです

そのまま使える、事前メモの基本形
何を書けばいいか迷う方は
次の形で十分です
- 気になることが起きた日
- どんな場面で起きたか
- 本人がどうだったか
- 家族がどんな手助けをしたか
- その後どうなったか
記入例>
- 6月10日
夕食後、薬を飲んだことを忘れて
もう一度飲もうとした
家族が気づいて止めた
最近こうしたことが月に2〜3回ある - 6月14日
風呂場の段差でよろけた
転倒はしなかったが
一人での入浴は不安
今後は見守りが必要だと感じた
このくらいの簡単さで大丈夫です
短くても、あとで大きな材料になります
認定の場で伝えるときのポイント
事前メモは、作るだけで終わりではありません
伝え方にも少しコツがあります
①よく見せようとしない
親の前ではつい「なんとかやれています」
と言ってしまいがちです
でも
無理している様子まで含めて
伝えることが大切です
②“できる日”ではなく“ふだん”で話す
たまたま調子のよい日だけを基準にすると
実態とずれてしまいます
普段はどうかを中心に話しましょう
③家族の負担も書いておく
たとえば
「毎日薬の確認が必要」
「一人で外出させられない」など
家族がどのくらい支えているかも
大事な情報です
本人だけでなく
支える側の大変さも
必要な支援を考える手がかりになります

伝え漏れを防ぐために、今からできる3つのこと
最後に、介護初心者の方が
今日から始めやすい準備を
3つに絞ってお伝えします
1. 気になる変化を一言で残す
長文は不要です
「薬を忘れた」
「段差でふらついた」だけでも十分です
2. 月に1回、見返してまとめる
バラバラのメモでも
月に1回見直すと傾向が見えてきます
「夕方に不調が多い」
「入浴が難しくなってきた」など
伝えるべきポイントが整理できます
3. 家族で共有する
一人で抱え込むと
見落としも増えます
きょうだい、配偶者
離れて暮らす家族とも
少しずつ共有しておくと安心です

まとめ:事前メモは、親を守るためのやさしい準備
介護の準備というと
難しい制度やお金の話を
思い浮かべるかもしれません
もちろんそれらも大切ですが
介護初心者にとって
最初の一歩としておすすめしたいのは
親の暮らしをやさしく見つめて
短く書き残すことです
要介護認定では
「何がどれだけ大変なのか」を
家族が言葉にできるかどうかで
その後の支援の受けやすさが
変わることがあります
事前メモがあれば
あわてず、遠慮しすぎず
必要なことを
落ち着いて伝えられます
まだ元気な今だからこそ
重たく考えすぎずに始められます
完璧な記録はいりません
小さな変化を一つ書くことが
未来の親と家族を助ける準備になります
「そのうち」ではなく
まずは今日、スマホのメモに一行
それが、介護の不安を少し減らす
いちばんやさしい備えになるはずです

介護は 突然始まります
・どうしたいいかわからない
・誰も頼る人がいない
・どこに行けば頼れるの?
そういう方にむけて
届いたらありがたいです
これからすこしずつ
学べる知識を
頭の片隅に置いておくだけで
いざという時に「選べる選択肢」が
圧倒的に増えます
今できる「小さな準備」を
始めてみてくださいね
25年以上、看護・介護現場に関わり
現役看護師と介護経験者という立場から
実体験をお届けします
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